夫婦別姓賛成!日本において旧姓を押し通すのは難しい?私の体験談

こんにちは。

今日は夫婦別姓について語ります。

日本では時折、法的な議論が出る夫婦別姓。少し前にも夫婦同姓制度は違憲ではないかと最高裁までいった案件がありましたが、結局、憲法に違反はしていない、で終わり。

私自身、結婚する時、今の主人とどちらの姓を選ぶか話し合いました。主人も、私の旧姓が好きらしく、

私の姓を名乗ろう!との結論に至りました。

が、義理の母が大反対。主人は次男だから大丈夫かな?と踏んでいましたがだめでした。

結婚当初から義母と揉めるのも嫌なので、戸籍上は主人の姓を名乗ることに。

仕事上(医業)は旧姓、通称名で可能なのでそのまま旧姓を使用しました。医籍という医師の全国名簿には戸籍姓を載せることが義務付けられていますが、姓変更申し出の際に旧姓使用を希望すると申請書に添えれば、医師免許証の名前の書き換えもしなくて済みます。

意外とそういう人は多いようで、私も申請先の保健所の方のほうから「旧姓使用されますか?」と聞かれました。

ですが私は仕事のみならず日常生活でも旧姓を捨てきれず、しばらく旧姓で頑張りました

まずパスポートですが、新姓に変わっても旧姓のまま渡航することは可能です(本来は届出なくてはいけませんが)。要は航空券とパスポートの名前が一致していれば渡航できます。私も新婚旅行の際は旧姓パスポートのまま渡航しました(ちなみについ先日、更新をした際には新姓に書き換えましたが旧姓を併記しました)。

問題は運転免許証、保険証、銀行カード、クレジットカード、です。

結論から申し上げますと、身分証となる保険証や運転免許証、マイナンバーカードが新姓に変更された時点で、旧姓を押し倒すのが困難です。

私の場合、暫くは旧姓を押し通そうと思っていましたが、入籍と同時に職場が変わったので保険証が新姓となり、続いてマイナンバーも更新により新姓となりました。そこまでは銀行カード、クレカはそのままでしたが、入籍して1年半で運転免許の更新が来てしまい、あえなく新姓へ書き換えることになりました。

運転免許証は更新の際、姓の変更等がなければ身分証の提出を求められませんので旧姓を押し通すことはできそうですが、変更を怠ったことで罰金を取られることがある、などのネット情報を見つけ、チキンハートなのでやめました、、。

今は運転免許証やマイナンバーカードにも旧姓併記が可能になりましたが、だからといってクレジットカードや銀行カードで旧姓を使用していい、というわけにはいかないんですね。あくまで戸籍姓は新姓ですから。

銀行カードやクレカの書き換えも、面倒臭いですよね。身分証が全て書き換えられてしまってからはドミノ倒しのように銀行カードやクレカ等の書き換えをしなければならず、かれこれ2年ほどかけて、日常生活はほぼすべて新姓に書き換えられました。

以上が私の体験談です。抵抗した分、無駄な労力と時間をかけてしまった上、旧姓のままのものと新姓が混在すると、混乱します。新姓に書き換えていないクレジットカード会社から口頭で身分確認を求められた際、自分でもどちらを名乗っていたのか忘れ、まごついたりしていました。名前をすぐに名乗れないなんて、怪しい奴ですよね、、、。

まとめると、旧姓使用したくても変えなければいけないところ(身分証やカード関係)はさっさと変え、旧姓でもokとされているところで旧姓を使う、というスタンスが、日本社会では生きやすいと感じました。

本当は、法的に別姓を名乗れることが一番ですよね。

今は選択的夫婦氏制度の法整備が進められているようですね。

今後の行く末を見守りたいです。

ご覧いただきありがとうございました。


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